内容：

①感染予防のためのマスク、アルコール、万が一に備えて防護服、ゴーグルなどの物資購入に苦慮した。　

②行事や慰問など部外との接触を制限した為、利用者の活動にも幅が無くなり体力減少や情緒面への影響がある。

③利用者の一番の楽しみである帰宅を制限し、外出も本人の受診が必要な通院のみと制限した為、健康面や情緒面で不安定になってしまった。

④外部からの出入りを制限し、短期入所、日中一時事業の停止をしたため、事業所の収入が大幅に減ってしまった。

⑤短期入所、日中一時を利用していた利用者はその時間を家庭で支援している、家庭での支援時間が増えることで、本人にも家族にも負担がかかってしまっている。

⑥利用者が体調を崩し発熱した時に、医療機関からは保健所の許可がないと通院は受け入れられないと言われ、保健所に連絡をしたが何度電話をしても繋がらなかったため、結局受診することができなかった。少しの異変が命に係わる利用者の多い中、通常なら早期発見、早期治療により重度化する前に処置し利用者の健康を維持するべきなのに、コロナ対応に振り回され本来必要な受診ができないことに不安を感じた。