施設名:社会福祉法人 慶光会
部署名:なし
都道府県:なし
内容:
問題点の概要
1.就労事業での売り上げ減少
利用者の仕事の減少
具体的事例
製麺事業を行っており、サービスエリア等に卸していたが、需要の減少にともない売り上げが減少。利用者に支払う工賃を維持するため補填が必要となった。
・需要の低下にともない、仕事も休業せざる負えない状況となり、利用者の仕事も減ってしまい他の作業を臨時的に行ってもらった。
問題点の概要
2.マスク不足
具体的事例
・作業でマスクは必須だが、マスクの入手が困難となり、使い捨てマスクを繰り返し使う状況となった。
・マスク販売価格も高騰していたが、買わなければならない状況であり予算外の支出となった。
・職員にもマスク着用を徹底してもらうため、法人全負担で職員へ布マスクを購入。これも予算外の支出となった。
問題点の概要
3.外出・帰省自粛に伴う利用者のストレス増大
具体的事例
・気分転換のため、定期的な外出・外食等を実施していたが、自粛にともないできず、不調となる要因となっている。
・帰省に関しても、家族もGW中の帰省を楽しみにされていたが、自粛をお願いしていたためできず、家族にとってもストレスだった可能性あり。
問題点の概要
4.利用者ご家族の不安への対応
具体的事例
・感染防止対策のため閉所するのではないかという問い合わせがあり、入所から通所ご利用のご家族全員に感染予防を徹底したうえので開所、面会・帰省の自粛のお願いなど、対応が変わる度に案内文を送るなどの対応が大変であった。
問題点の概要
5.感染疑いの取り扱い
具体的事例
・職員の家族が、帰省する前に新型コロナウィルス感染のあった人と接触のあった人と短時間話をしたが、その職員は出勤してもよいかと相談され判断に困った。保健所に相談し、出勤してもよいだろうと判断されたが、念のため休んでもらった。
問題点の概要
6.緊急事態宣言解除後の対応
具体的事例
・緊急事態宣言解除にともない、感染防止対策を行ったうえでの外出・帰省・面会を検討していたが、県から自粛要請が来たため、自粛を継続せざる負えなかった。いつから解除してよいのか分からない。
問題点の概要
7.万が一入院となった場合の入院受け入れ体制や付き添いについての不安
具体的事例
・利用者の特性上、入所利用者・グループホーム利用者が入院となった場合、本当に入院受け入れが可能か。また、付き添いを依頼された場合、どうするか、対応に困った。
・最悪、入院受け入れを拒否された場合、どこに収容し誰が対応するのか検討が必要だった。
問題点の概要
8.利用者が感染した場合の通院引率や入院の際の付き添いについて
具体的事例
・対応可能な職員の選定や、実際に対応した場合の危険手当的な手当をどうするか。
問題点の概要
9.2県にまたがり事業展開を行っているため、対応の統一が難しかった。
具体的事例
・基本的に事業所が多くある県の対策に順じて対応を行ったが、県によってアンケート内容であったり、マスクや消毒薬の支給であったり方法が違い、確認しながらの申請となった。
問題点の概要
10.感染者を出すことなく経過していることに対して、職員へ臨時賞与支給の検討
具体的事例
・職員の外出自粛や感染防止対策の徹底のおかげで、利用者・職員ともに感染者を出すことなく経過していることに対して臨時賞与の支給を検討しているが、これも予算外の支出となる。
問題点の概要
11.政府から配布された布マスクの劣化
具体的事例
・平日は毎日通所されているため、毎日布マスク(四角いガーゼマスク)を着用・洗濯しているため、1ヶ月ほどでゴムが伸びたり縮んだり劣化がみられてきた。今後のマスクをどうするか要検討。(利用者の布マスク購入費用の補助などあれば・・・)
当法人は岡山県と鳥取県の両県で事業展開しています。重度の方の入所施設から在宅の方が通所される就労支援まで、様々な利用者と事業展開を行っている法人です。
アンケートの趣旨に副わない回答でしたら申し訳ありません。