施設名:ニシダ
部署名:なし
都道府県:なし
内容:
知的障害を伴う自閉症の成人がいる家族です。
自閉症の特性から日常の繰り返しが本人の安定につながっています。しかし、災害などがあり日常が違ってくることで本人の中で納得がいかずにパニックがおこります。
テレビ番組がいつもと違う・アニメが再放送になっている・大好きなカラオケに行けないなどです。また、楽しみにしていたオリンピックの延期があり、大きなパニックになりました。みんな我慢していることだから当たり前だと思うかもしれません。しかし、こうした「当たり前」や「我慢」ということが分からない人たちにとっては、計り知れない苦痛を感じているようです。パニックに回数が増えると家族との衝突もあり家族としてもたいへんな状態です。
また、知り合いの自閉症の幼児は、マスクやフェイスシールドにおびえる状態が出ています。こういった場合、保育を受けることも難しくなっています。
知的障害の部分から言いますとマスクや手洗いなど形としては、できていますが、マスクから鼻が出ていたり手洗いも不十分だったりすることがあり感染の面からも不安を感じます。こうした人たちに知らせることは、繰り返ししかなく人手もいることです。感染を避けるため作業の部屋を分けるとその分、人手も増えると考えます。消毒なども行うことを考えると開所を続けるには、人を増やすことも考えてほしいです。今、政府の要請もあり開所してもらっていますが、車での送迎など感染のリスクがあるような気がして不安になります。人を増やすように政治の力で財政的に支援してほしいです。
作業所の時間が短縮になったことで、その後の預かりの時間が増え、家計に響くことがあります。預かってもらわないと仕事ができないので仕方ないです。