施設名:匿名希望(群馬県 はーとふるチハヤ 石戸)
部署名:なし
都道府県:群馬県
内容:
問題点の概要
1.障害福祉従事者の負担について
2.法人運営の不安
3.利用者が混乱し困っている
具体的事例
1.
・障害者支援施設など休業は出来ないわけだが、通常通り営業とはいかない。自社判断ではあるが スタッフを最低限配置に切りかえウイルス持ちこみの可能性を低下させる努力をしているが少ないスタッフで長期間支援を行っている状況から負担は大きい。
→通常の業務の他にこまめな換気・消毒・手洗いが含まれ入所施設などの大きさではかなり負担となっている。
・予防のためとか家族の発熱の場合なども勤務はさせないが補償がない。
・スタッフが事業所の都合で休業の場合になんとか6割支払うがスタッフは生活が苦しくなる。自社判断でもこの時期に関しては補填して10割になるとありがたい)
・3月の中盤に厚労省の福祉事業所窓口に電話相談して入所施設の場合の備えについて確認するといくつか助言されたが、そんなに悲観的に捉えなくても!というような言葉をもらい安堵したが、現状までの経緯を思うとそんな認識だったのかと怖くなった。
・現状ではまだ感染がないがクラスターを発生させた施設等のスタッフに対する風評被害情報を見聞きすると自分たちも同じようなことになるのではないかと大きな不安を感じながら業務遂行しているスタッフたちは多い 。人に接することで成り立つ 、またなければ生活ができない利用者がいることもご理解の上 、全面的に国や県市町村の従事者へのフォローとしての様々な制度や発信をお願いしたい 。
2.
・入所施設では外部からの接触を最大限削減し暮らしに最低限必要な支援のみで対応してきた。(少数のスタッフ配置)当然スタッフを事業所の都合で休業させるのだから6割手当を支払うことになる。
・備蓄品の買い足しや防護備品等の購入もお金がかかるわけだが、条件的に無利子等の融資が受けられるとありがたい。日中一時・短期入所事業など3月~6月まで中止したことで報酬減となるが前年比でも5%減にはなっていないので融資(雇用調整金)の条件に届かない。福祉業界枠の融資のようなものがあるとありがたい。報酬給付費など2か月後に支払われることや感染防止に対する備えの拡大などではお金がないと微小な準備しかできない 。思い切って用意することができれば不安も多少ちがうのではいか。
・発熱スタッフが自宅待機となった場合など補償ない
3.
・グループホーム利用者が定期的に移動支援をつかって様々な効果あるお出かけが可能であったが、やはり接触を可能な限り減らす観点から4~6月いっぱいまで中止と判断したが大変混乱をしている人や仕事への意欲が低下してしまった人もいる。(やはりコロナの意味がよく分からない人も多い)
・障害者支援施設の入所者が自宅外泊・面会中止等で会えないことで大混乱する人もいる。目に見えないウイルスの理解は本当に困難である。