施設名:奈良県立藤の木学園
部署名:なし
都道府県:奈良県
内容:
・当施設は福祉型障害児入所施設です。
<児童に関して>
・学校が長期休校となり、入所児童のストレス、欲求不満がたまる傾向がある。
・新入生の児童にとっては、なかなか学校に行くことができず、不安な日々を過ごしている。
・保護者との面会、外出、帰省も取りやめているため、不安、不満を感じている児童も多い。
・学校がいつ始まるのか、見通しが立ちにくい児童は不安のために施設内の破壊を行ったり、他害行為が見られた。
・一時保護、緊急短期入所の児童に関しては、感染の恐れがあるため、ある程度の期間、個室対応が必要になり、利用する児童が不安定になってしまうことがあった。
・重度障がいの児童に関して、マスクができないなどの感染症の対応ができない。
<施設側として>
・学校が長期休校となったため、日々児童が在園しており、職員の休憩時間の確保が困難。
・一時保護、緊急短期入所等の受け入れについて、感染しているかどうか分からないため、対応する職員の不安が大きい。基本的には、静養室など入所児童の生活エリアから離れた生活場所を提供している。
・入所児童、職員が感染した場合のその他の児童の生活場所の対応、確保が困難。また、職員が感染した場合、支援する人材が不足し、児童の生活を維持することが困難となる。