施設名:社会福祉法人 北九州市手をつなぐ育成会
部署名:職員アンケート
都道府県:なし
内容:
・事業所内にて様々な感染対策を実施していますが、対人支援の現場では、限界があり、3密を完全に防げたかと言われると防げていないというのが現実だと思いました。では、福祉の現場だから仕方がないのかと言われるとそうではないと思います。障害児・者の日常生活を大勢の人がいる事業所ではなく、出来るだけ自宅にて過ごさせたいというご家族も多かったのではないかと思います。しかし、その妨げになったのは金銭面、ご家族自身の仕事、高齢化といったさまざまな問題であると思います。個人個人、抱えている事情が違いますので、その個人の事情に出来る限り寄り添える政策や制度の作成、並びに周知が必要であると考えます。また、この問題については、利用者、利用者家族だけでなく、福祉の現場のスタッフにも当てはまるものだと考えます。実際、私自身、妊娠中の身であり、このコロナウイルスから自分自身の身を守るには、仕事自体を休業もしくは、退職する必要があるとまで考えました。福祉の現場のスタッフにも個人の事情があり、自分自身、そして、家族の感染を防ぎたいと願っています。そうしたスタッフの思いにも応えられる制度や支援策等が今後、必要であると考えます。新型コロナウイルスにおいて、医療現場の大変さは報道でよく取り上げられますが、福祉現場のこうした大変さは取り上げられることが少ないと実感しています。もっと世の中の人に福祉の現場の現実を知って頂きたいです。