施設名:社会福祉法人 復泉会
部署名:くるみ共同作業所
都道府県:静岡県
内容:
表題の件について、私どもは障がい福祉サービス事業(生活介護・就労継続B型)を展開している中での影響について以下の通り報告致します。
- 食品関連の作業を行っているが、衛生備品(消毒・マスク)の入手が難しい。また、価格の高騰により、運営費が予算より多くなっている。
- マスクの着用が出来ない方もおり、感染の不安を抱えながらの支援になっている。
- イベント等の販売機会の中止により、販売機会が激減し、工賃に響いている。
- 施設外就労を実施しているが、企業関係(施設外就労先)も取引先の休業(工場や販売先)のために仕事が減少しているため、工賃と共に施設外就労加算が取れず、運営面にも影響がある。また、利用者の意欲にも影響がある。
- 自動車関連の下請け作業についても、減少し見通しがつかない。
- イベントの中止、外出自粛、移動支援の停止等、作業所外での余暇の使い方ができず、利用者のストレスとなっている。
- 毎年実施している私たちのイベントについても判断に迷いながら、いつもと違う様子に負担となっている。
- ご家族は、閉鎖しないよう(家で見きれない)対応してほしいと要望が多い。
- 利用者たちも作業所に通ってくることを生きがいに思っているため、通ってきたときのメニュー(仕事量もそうであるが)が、制限されてしまい、新たなメニュー創出のための職員の負担が大きい。
- 職員も利用者の支援、外出自粛、感染症対策のための取り組み等から、業務量も増え、疲労感、ストレス感がみられる。
- 国、県、市から様々な通知が出ているが、分かり辛い。また、同じ内容の資料も多く、緊急的なアンケート(2~3日で返答求めるもの)も増え、事務量が煩雑になっている。
- 収束の見通しもつかず、利用者の行動に対しての判断も難しく、いつまで外出を自粛したらよいかなど、先が見えず、目標が見えないため、毎日が負担に感じている。
- 在宅支援になった場合は、知的に障がいのある人が主であるため、webや電話でのやり取りの方法などが難しく、家族も高齢のため方法を模索するところからであり、負担である。