施設名:社会福祉法人 心の会

部署名:就労継続支援B型事業所 あすなろ学苑

都道府県:神奈川県

内容:

日頃により大変お世話になっております。

私は神奈川県横須賀市にある知的障害者就労支援施設(就労継続B型支援事業所)あすなろ学苑で施設長をしております三浦と申します。

今回是非取材で当苑を取り上げて頂きたくメールを送らせて頂きました。

当苑は障害者の職業、経済的自立を支援する為、パン、お弁当を始めとする食品を製造し、横須賀市内の行政機関、企業、病院、研究所等に訪問販売を行ってきました。

しかし、コロナウイルス蔓延による緊急事態宣言で販売先の8割を失いました。
国の特続化給付金制度は対策外(社会福祉法人は対象となっておりますが、施設単位でなく法人単位で申請しなくてはならない為、当方のように高齢者施設、障害者施設、病院を複合的に経営し、自主休業していない施設は前年同月売り上げの50%未満になりません。)

また、就労支援B型事業所は福祉施設であり、利用者と事業所は雇用関係がない為国の雇用調整助成金も対象外です。

海老名市や京都市等一部の自治体では、市が利用者の給与の一部を保障する独自の制度を発表しましたが、横須賀市はそのような助成がありません。

また、福祉施設は緊急事態宜言が出ても利用者の生活が破綻することから営業を求められ、感染に最大の注意を払いながら運営を継続しております。

私達の施設は、休むことも、仕事をする事もできない状態に追い込まれています。

そして、利用者の工賃は31000円(市内の同事業所で最も高い工賃)でしたが、5月から1/8以下の月額4000円。1日6時間働いて日給200円という有様です。

昨年3月頃より、様々な内部努力を重ねてきましたが、私達だけの力で解決する事は難しく、クラウドファンディング レディフォーに企画書を提出したところ、採用が決定し5月25日-6月30日まで、寄付額に応じた当苑商品をリターンとする「食べて応援」サイトがアップされます。

私達と同様に困っている施設は全国に点在しております。

障害者施設の実情を報道して頂きたく、筆をとりました。

プロジェクトの趣旨に関しまして、別紙添付致します。

どうぞ宜しくお願い致します。

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