施設名:社会福祉法人 札幌三和福祉会
部署名:なし
都道府県:なし
内容:
1)生活介護・・・利用を自粛していただいている利用者に電話で健康状態等の確認だけでは報酬が算定されないのを改善してほしい。
→札幌市では電話での健康状態の確認だけでは報酬の算定は難しいとの回答でした。利用者から自宅に来て直接的な支援をしてほしいとの要望があって支援した場合は算定できるとのことでした。
新型コロナウィルスは人と接触しないことが重要だと思います。また電話で支援員の励ましで自粛生活を乗り切れる利用者もおります。直接的な支援ではないかもしれませんが、算定していただきたいです。
2)入所支援・・・罹患者が出た場合、病院に入院できる人は少ないと考えています。そうすると施設で対応しなければならないのですが、医療現場よりも防護に関してはかなり脆弱であります。現状では一人でも発症者が出れば、利用者や支援員も罹患したちまち施設は崩壊します。防護服や医療用のマスクがあればと思いますが、品不足だと思いますので、福祉事業所でもできる防護策(防護服に代わる物等)を示していただきたいです。
3)職員の休業手当(給与補償)・・・福祉の職員給与は安く、雇用調整助成金が示す休業手当の算定方法では通常の給与の7割になってしまいます。いくら雇用調整助成金で休業手当の10割かつ上限15,000円になったとしても生活に窮する状況になります。
福祉の仕事は人と人とが密接にならざるを得ません。大変なリスクを職員は背負っております。
つきましては、休業手当の補償ではなく給与の補償を是非ともお願いしたい。また、雇用調整助成金の申請をもっと簡便にしていただきたい。
4)職員の処遇改善・・・新型コロナウィルスだけではないのですが、福祉職の給与が安すぎると改めて思います。医療従事者と同額まで引き上げてほしいです。現在の給与だと利用者の中で感染者が出たら、途端に離職をする人が出ても当然だと思います。(現に千歳の介護施設で起きてましたが。)現在の給与でこれだけのリスクを背負うことはできないのです。人の命を預かっているのは福祉も医療も同じだと思います。一方で給与の高さは職員にも専門職としての責任感をもつことにも繋がると思います。
また人手不足が深刻なっている中では、大胆な処遇改善を切にお願いしたい。