施設名:社会福祉法人 白皇山保護園
部署名:障害者支援施設 野積園
都道府県:富山県
内容:
問題点の概要
- 帰省・面会・外出が制限されている。
- 施設でクラスターが発生した関係で、施設利用者を警戒され、病院受診が難しい。
- 通所の利用者さんが複数の事業所を利用されていることで、感染のリスクが高く、把握が難しい。
- 対策で必要な物品の確保が困難。
- 複数職員の急な欠勤で現場職員が、勤務延長等で対応した。
具体的事例
1.利用者さんが、状況の理解が難しく不穏に繋がった。(泣く怒る等)
2.予約ありで受診するも病院玄関まで行ったが、薬のみにして欲しいと言われで受診できずに帰園するケースがあった。行き帰りの時間が無駄になった。かかり控えがあった。
3.当園グループの通所事業所の利用者さんが、他事業所でコロナウイルスの陽性となった利用者さんと、同じ事業所でショートステイを利用したことが判明。濃厚接触者と診断されPCR検査の対象となった。濃厚接触者と同日利用から、連絡がくるまで1週間以上経過していた為、その間ずっと通所利用され、当園グループ通所事業所の利用者と職員全員が濃厚接触であった。判明後、直ぐに、施設、送迎車の消毒をし、書面でその旨をご家族にお知らせし閉鎖する。幸い、検査が陰性であり、感染者が出なかったが、クラスター発生になりかねなかった。
4.不足での欠品が多く、また、かなり高騰していた。もしもに揃える必要があり方々をあたり、最低限の準備をした。また、状況によるため準備数の目安がわからなかった
5.県内の病院で発生したクラスターの関係で、4名の職員が念の為自宅待機となり、同時期に3名が欠勤となった。その為、職員不足のまま支援した。接触としては遠いルートだが、もし自分が感染していて、体力のない利用者さんに移したら、また、現場に迷惑をかけては…と心配でとても勤務できないと自主的に休まれるケースがあった。