施設名:社会福祉法人 緑星の里

部署名:障がい者支援施設 青雲

都道府県:北海道

内容:

問題点の概要

1、利用者の高ストレス

2、医療機関の受診

3、帰省に関して

4、職員へのケア

5、通所、短期入所

具体的事例

1、当施設は重度の知的障害者支援施設です。利用者の特性は様々ですが、帰省が出来なくなったり外出や行事の縮小、自粛、家族との面会制限もあり、日常生活を送るうえで通常との環境の変化に大きな戸惑いを感じられています。結果、行動障害や新たなこだわりが表出し、支援員の対応が困難な状況にあります。

2、当施設利用者の方が、体調不良やケガなどにより通院せざるを得ない場合に、マスクの着用などの予防行為が困難な方が多く、また、支援員もそばについての移動や見守りを実施しなくてはならない状況にあります。他の患者さんなどへの配慮も当然必要であり、通院対応の難しさがあります。

3、帰省や外出は原則お断りしていますが、障がい特性により、これまでと同じ日程による帰省が必要な利用者の方がおります。障害特性から、帰省中も決まった店舗へ外出するこだわりがあり、家族も本人のパニックの為、行動を制限することが困難な事情があります。長期間(ある程度の感染収束等)ご家庭で過ごすことも難しく、結果施設へ帰所してきますが、感染してはいないか不安があります。

4、入所施設でコロナウイルスが発生するということは、限りなく外部から持ち込まれる可能性が高いと思われます。家族や業者、通所や帰省もありますが、何より職員が十分に気をつけなくてはなりません。そのため、職員は自分の家族を含め徹底して行動の自粛をし、責任感をもって携わっている仕事に従事しています。しかしながら、長期にわたる自粛と感染への不安感からストレスが高まってくることが予想されます。少しでものんびりとリフレッシュできる機会をと思うところではありますが、人員他日頃の支援体制を考えますと厳しい状況にあのが実態です。

5、感染リスクに不安を感じながらも、通所、短期入所の受け入れは希望者に限り継続しております。入所の家族からは不満を言われることもありますが、受け入れを停止することによる家族の負担はかなり大きく、利用者本人も不調となることが予想されます。

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