施設名:障害者支援施設 野菊の里
部署名:なし
都道府県:なし
内容:
問題点の概要
1、新型コロナウイルス感染症予防として日中活動の縮小
2、帰省・外泊、面会の自粛のお願い
3、衛生用品の調達
4、利用者、職員の精神的な負担
具体例
1、新型コロナウイルス感染症予防のため、また非常事態宣言発令のため、日中活動の自粛を行う。そのため、外部講師による機織り、染色、エアロビクス、ヨガ、レクリエーションといった日中活動出来ていない。また、ボランティアの来園も中止したため、音楽クラブ、生け花クラブ、おやつ作りクラブといった活動も行えず、地域のスイミングクラブを利用したスイミングも実施を自粛している。毎日午後に計画している外出支援も規模を縮小し、外食、買い物等は中止とし、気分転換に少人数でのドライブを支援している。また、運動会やバイキングといった大きな行事も中止となっている。利用者、保護者、職員ともに活動できないストレスを感じながらも日々の安心のため、また感染の不安と戦いながら支援をおこなっている。
2、帰省・外泊、面会についても自粛をお願いしている。1名のみ「帰省が出来ないのであれば自宅で見る。」と言われ、緊急事態宣言発令期間は、自宅で過ごされていた。定期的に連絡を行い、情報の供給を行っている。また、帰省を中止した利用者、保護者も多くのストレス、不安を抱えられ普段と違う行動が出られたり体重が減少した利用者もいる。
3、衛生用品の在庫についても不安があり、当施設は幸い事前に多くの用品を調達出来ていたため新型コロナウイルス感染症予防対策時に、在庫がなくなる事はなかったがマスクやアルコールについてもいつ入荷できるかわからない事から使用の制限等行い支援を実施した。県や関係機関からアルコールやマスクの提供を受ける事が出来本当に助かっている。
4、いつ終わるかわからない状況が続いていており、不安に感じている利用者も多くいる。日課である外出が制限され、不安から問題行動につながる事もあるため、職員と共に外出し気分転換を図る等、少しでも負担の権限につながるよう支援を行っている。
職員についてもうがい、手洗い、マスク着用、出勤時の検温、県外への往来禁止、不要不急の外出を避ける、等の対策をお願いしているが、仕事と家庭の両立から普段以上に負担となっている。